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治療法ブラッドパッチ、保険適用と結論…厚労省

 高度な医療技術の効果を検討する「先進医療会議」が14日、厚生労働省であり、脳脊髄(せきずい)液減少症(髄液漏れ)の治療法ブラッドパッチを保険適用すべきだと結論付けた。近く開かれる厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)で承認されて決定する。国の標準的な治療法と認められることでさまざまな社会保障制度でも患者救済が大きく進むことになる。

     脳と脊髄を包んでいる硬膜から髄液が漏れると、激しい頭痛や吐き気、手足のしびれなどさまざまな神経症状が起きる。交通事故やスポーツなどでの衝撃がきっかけとなるほか、これといったきっかけがなくても発症することがある。

     ブラッドパッチは、髄液が漏れている付近に患者の血液を数十ミリリットル注入して漏れを止める治療法だ。

     2000年ごろから、一部の医師が「見逃されてきた患者が大勢いる」と主張して治療に乗りだすようになった。05年以降、交通事故などで髄液漏れと診断された患者と加害者側とで補償を巡って訴訟が起きていることや、髄液漏れを被害と認める司法判断が出始めていることが明らかになり、関心が高まった。

     12年にブラッドパッチが先進医療となった。先進医療会議は、国の研究班の診断基準に基づく治療実績からブラッドパッチの有効性と安全性を検討した。【渡辺暖】

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