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事故現場に悼む声、花束も

スキーバスが転落した現場に黙とうする石井啓一国交相(手前右端)ら=長野県軽井沢町で2016年1月16日午前10時32分、森田剛史撮影

 長野県軽井沢町で起きたスキーツアーバス転落事故の現場には16日、命を落とした若者らを追悼する人たちが次々と訪れた。

 朝方の冷え込みが厳しい軽井沢町の国道18号「碓氷バイパス」の事故現場。「スキーを愛していたのに可哀そうだ」。さいたま市から来たスキー指導員、野口昇一さん(53)は、清涼飲料水の缶と菓子をバスが転落した道路下の斜面に置き、同じスポーツ愛好者として犠牲者を悼んだ。自身も通勤で使う道で、「想像だが、(事故を起こしたバスは)過密スケジュールで運行していたのでは」と肩を落とした。

 事故を知り、長野県御代田町から駆けつけた70代の女性は「どうしてこんなことに。私にも同じような年齢の孫がいるので」と目を潤ませ、花束を手向けていた。

 同日午前には、石井啓一国土交通相が現場を視察し、黙とうした後、軽井沢署で事故の詳細な説明を受けた。

 一方、教え子のゼミ生が事故に巻き込まれた法政大教授で教育評論家、尾木直樹さんは、見舞いのために入院先に足を運んだ。同県佐久市の佐久医療センターには重体と重傷の男子学生2人が入院。尾木さんは「必ず回復する。みんな応援していると言った」と話した。

 軽井沢町長倉の屋内多目的運動場に設けられた安置所にはまだ遺体があり、重苦しい雰囲気に包まれた。搬送する前に、「もう一度顔を見たい」と要望する遺族もいるという。16日中には遺体の引き渡しを終える予定。【安元久美子、野田樹、岡礼子】

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