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ムスリム同胞団、反政府運動を続行へ

 【イスタンブール秋山信一】エジプトのムスリム同胞団の政党・自由公正党のスポークスマン、ハムザ・ザウバ氏(54)が14日、滞在先のトルコ・イスタンブールで取材に応じた。シシ政権との和解を否定し、非暴力主義に基づく反政府運動を続ける方針を示した。

     2013年7月のクーデター以降、同胞団は「テロ組織」のレッテルを貼られ、政権の弾圧で反政府運動も小規模化している。

     ザウバ氏は「同胞団の支持者約5000人が治安当局に拘束された。過去に例を見ない弾圧だ」と主張。「シシ政権下で政治活動に復帰することは、クーデターを是認することになる」として政権との和解を否定した。

     また、拘束中の最高指導者バディア氏らに代わる暫定指導者を合議や投票によって選んでいると説明。「数十万人規模の支持者が国内に残っている。独裁を倒した11年の革命の目的を完遂するために今後も運動を続ける」と述べた。

     一方、クーデターを非難していた欧米諸国が、シシ政権との関係を緊密化していることを「二重基準だ」と批判。ISなどの暴力・過激主義を非難する一方、「このまま軍の強権体制が続けば、同胞団の支持者が過激化していく恐れもある」と指摘した。

     ザウバ氏は13年8月に軍主導の政権が同胞団の集会を強制排除した直後に出国し、トルコなどで活動を続けている。

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