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1位は「地球温暖化対策の失敗」

 世界にあるリスクのうち、最も影響が大きいのは「地球温暖化対策の失敗」、最も起こる可能性が高いのは「紛争や災害、経済的理由などによる大規模な強制的移住」との分析結果を、20日からスイスで始まるダボス会議を主催する民間研究団体「世界経済フォーラム」(本部ジュネーブ)が公表した。2006年から毎年実施している分析で、両リスクとも初めて1位になった。

     昨年9〜10月、世界の政財界のリーダーや研究者ら約750人を対象に意識調査を実施した。リスクを「実際に起こると、複数の国や業界に深刻な影響を及ぼす出来事」と定義し、29種類のリスクについて、起こった場合の影響と10年以内の発生可能性を各7段階で評価してもらった。

     影響が大きいリスクでは、前年5位だった「温暖化対策の失敗」が環境関連で初めて1位になった。昨年12月には産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑えるとする「パリ協定」が採択され、対策の機運も高まっているが、同フォーラムは「温暖化は食糧や水不足を招き、難民問題を悪化させるなど、他の問題にも悪影響を与える」と指摘する。2位は大量破壊兵器(前年3位)、3位は水不足(同1位)だった。

     起こる可能性の高いリスクは、欧州の難民問題などを受け、前年は10位以下だった「大規模な強制的移住」が急上昇した。次いで異常気象が2位、温暖化対策の失敗が3位と、温暖化に関連するリスクが上位に入った。【大場あい】

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