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立法院「ねじれ」…蔡総統就任まで4カ月

 【台北・鈴木玲子、林哲平】16日の台湾総統選で初当選した最大野党・民進党の蔡英文主席(59)は与党・国民党の朱立倫主席(54)に300万票以上の大差を付ける歴史的な勝利を飾った。5月20日の総統就任までには4カ月間の空白期間があり、求心力を高めた民進党は国民党の馬英九政権に対し、さらに攻勢に出るとみられる。

     中央選管の最終確定結果によると、蔡氏の得票率は過去最高だった2008年の馬英九氏の得票率58・45%に次ぐ56・12%。同時実施の立法院(国会、定数113)選挙でも、民進党は68議席と初めて単独過半数を獲得した。国民党は35議席と現有(64議席)から大きく減少。学生運動から生まれた新政党「時代力量」は初の選挙で5議席を得た。

     2月1日には新たな顔ぶれの立法院が開会し、馬政権とは「ねじれ」の関係が生まれる。蔡氏は16日の記者会見で馬総統に暫定内閣を作るべきだと要求。「暫定内閣での政策は新しい民意に合致することを希望する」と述べ、馬氏が残任期間で独自の政権運営を行うことをけん制した。一方、馬総統は選挙結果を受け、「政府の空転を避けるため」として民進党側に行政院長(首相)を任命することを求める声明を発表。だが、行政院長の任命権は総統にあるため、蔡氏は「憲法違反」として受け入れない構えを示し、早くも波乱含みの様相になっている。

     蔡氏は17日、党本部で日本の対台湾窓口機関「交流協会」の大橋光夫会長らと会談した。蔡氏は政権交代後も日本との関係を重視していきたいとの姿勢を示した。米国のバーンズ前国務副長官も同日に台湾入りし、蔡氏と会談する予定だ。

     朱氏は17日、記者団に「党は基盤の支持層に立ち戻り、人材を育成していく。多くの若者が一緒に立ち上がってくれるよう徹底的に反省しなくてはならない」と述べた。

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