メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「真冬の避難所で宿泊」訓練…効果実証

「厳冬期避難所訓練」で段ボールベッドの寝心地を試す参加者=北海道北見市の日本赤十字北海道看護大で2016年1月17日、山田泰雄撮影

北海道・北見

 厳寒期の停電を伴う自然災害を想定した「厳冬期避難所訓練」が17日まで1泊2日の日程で、北海道北見市の日本赤十字北海道看護大であった。東日本大震災でも活用された「段ボールベッド」を使い、防寒の有効性を検証。約90人の参加者の大半がきちんと眠れたといい、効果が実証されたという。

     2010年から教官や学生らが冬の災害対応研究の一環として実施。簡易なシェルターを作り、床にアルミマットを敷いて就寝するなど試行を重ねてきたが、参加者からは「床からの冷気でよく眠れない」との声が上がっていた。

     このため段ボールベッドの有効性を確認することになり、初日の16日夜、訓練が実施された体育館内で、参加者が手順に従って設営、就寝した。屋外の気温が氷点下10度以下となって冷え込みは厳しかったが、「寒さを感じなかった」と好評だった。

     同大の根本昌宏教授(寒冷地防災学)は「有用性は確認できたが、組み立てや運搬に手間がかかり過ぎとの指摘もあった。今回の教訓を生かし、寒冷地の避難所対策を実証、提言したい」と話した。【山田泰雄】

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 高畑容疑者 淳子さん会見での質問に批判殺到「不快だ」「母親に聞くな」
    2. リオ五輪 円盤投げの銀メダル売却 小児がん男児のために
    3. 笑福亭鶴瓶 鶴瓶落語が歌舞伎に 作者に聞く「山名屋浦里」
    4. ワンセグ放送 NHK受信料、支払い義務ない
    5. 山口組分裂1年 神戸山口組が会合 幹部ら次々と集まる

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]