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55年ぶり 保存修理工事準備が整う

保存修理工事の準備がほぼ整った銅造阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏)=神奈川県鎌倉市で2016年1月18日、本社ヘリから喜屋武真之介撮影

 神奈川県鎌倉市の国宝・鎌倉大仏(銅造阿弥陀如来坐像=あみだにょらいざぞう)で55年ぶりに実施される保存修理工事の準備が、18日ほぼ整った。大仏の周囲は足場となる鉄材で覆われ、ロボットが空へ飛び立つSF映画の一コマを思わせる外観。拝観者らは珍しい光景を興味深く見つめていた。

     大仏は1959年から2年半がかりで「昭和の大修理」が実施され、免震構造などが取り入れられた。今回は3月10日までの日程で、地震や風に伴う微細な揺れや塩害の影響調査、免震構造の点検などの「健康診断」を行った後、表面のごみやさびを取り除く。

     調査は来週以降だが、今週末には全体にメッシュのシートがかぶせられ、大仏が見えにくくなる。このため、大仏を本尊とする高徳院(佐藤孝雄住職)では25日から作業のライブ映像を境内のモニターで流す。

     降雪の中、訪れた栃木県の主婦(63)は「工事とは知らなかったが、大変貴重なお姿を拝見させてもらった」とうれしそうだった。【因幡健悦】

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