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建設会社献金は13年と14年で計394万円

参院決算委員会に出席した甘利明経済再生担当相=国会内で2016年1月21日午前9時9分、竹内紀臣撮影

政治資金収支報告で確認分

 週刊文春が報じた甘利明経済再生担当相の口利き疑惑にからみ、都市再生機構(UR)との係争解決を依頼した見返りに現金を渡したとされる千葉県白井市の建設会社側から甘利氏側への献金額は、政治資金収支報告上で確認できる分では2013年と14年の2年間で計394万円にとどまっている。現金供与や接待は少なくとも1200万円とされ、収支報告と食い違えば政治資金規正法に触れる可能性がある。甘利氏の説明が注目される。

 総務省や神奈川県選管に出された甘利氏関係の収支報告書によると、甘利氏が代表の「自民党神奈川県第13選挙区支部」に建設会社名義で計276万円の寄付の記載があった。また、甘利氏系列の神奈川県議が代表の「自民党神奈川県大和市第2支部」に会社名義で100万円、甘利氏の資金管理団体「甘山(かんざん)会」には同社の総務担当者名義で18万円が献金されていた。

 同誌によると建設会社の総務担当者は13年8月20日、URとの係争の一つが解決した謝礼として500万円を甘利氏の秘書に供与。その際に100万円と400万円に分割した領収書を受け取った。いずれも第13選挙区支部の領収書だった。ところが後日、100万円分は大和市第2支部の領収書にしてほしいと秘書に頼まれ、応じたという。

 以上から第13選挙区支部には400万円が献金された形だが、収支報告書上は13年8月20日付の同社の献金額は100万円のみ。差額300万円の行方が不明だとされる。

 一方、同誌によると建設会社の総務担当者は、甘利氏自身にも13年11月14日と14年2月1日に各50万円を供与したとされるが、少なくとも第13選挙区支部の収支報告書に同日付での寄付の記載はない。また、14年11月20日には同社名義と個人名義で50万円ずつ献金したが、第13選挙区支部の収支報告に会社名義の寄付の記載があるだけ。個人名義の分は秘書から「甘利明事務所」の手書きの領収書を渡されただけだった。【本多健】

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