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また歴史に名 フェデラー、4大大会通算300勝

 【メルボルン(オーストラリア)浅妻博之】34歳のロジャー・フェデラー(スイス)がまた歴史に名を刻んだ。22日のテニスの全豪で男子シングルス3回戦に勝利し、男子で前人未到の4大大会通算300勝の大台に到達した。4大大会で男子最多17度優勝のタイトルを持つ男は、「特別なことに感じるし、興奮している」と喜びをかみしめた。

     3回戦のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)戦は第2セットを奪われながらも粘って、2時間40分の戦いを制した。ブレークポイントは15回のチャンスに4回しか奪えず、ミスショットを繰り返す場面も目立った。会心の勝利ではなかったが「簡単にいかない試合を勝っていくことが重要」と前向きだ。

     昨年は多くの節目を迎えた年だった。1月にツアー通算1000勝目を飾った。ウィンブルドン選手権では、4大大会連続出場数を1968年のオープン化以降男女通じて最多の63に伸ばした。今回の男子史上初の4大大会通算300勝は女子を含めてもマルチナ・ナブラチロワ(米国)の306勝に次ぐ快挙。男子は2位にジミー・コナーズ(米国)の233勝、3位はアンドレ・アガシ(米国)の224勝といった往年の名選手が並ぶだけに「記録を目指して戦ってはいないが、到達はとても大きい」と話す。

     4年前のウィンブルドン選手権で優勝して以降、4大大会のタイトルを得ていない。過去4度優勝の全豪も昨年は3回戦で敗れた。偉大な記録を、再浮上のきっかけにしたい。

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