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流行の兆し…夏に向け増加「予防を」

おたふくかぜの定点医療機関当たり患者数が1を超えている道府県(4〜10日)

4年半ぶり

 耳の下側が腫れるのが特徴で、一般に「おたふくかぜ」と呼ばれるウイルス性の感染症「流行性耳下腺炎」の患者が増え、4年半ぶりに全国的な流行の兆しがあることが、国立感染症研究所のまとめで分かった。子どもを中心に広がるため、専門家は手洗いやワクチンの接種など対策の徹底を呼びかけている。

     おたふくかぜはムンプスウイルスに感染することで発症する。潜伏期間が2〜3週間と長く、耳やあごの下が腫れて熱が出る。通常は2週間以内に自然に治るが、髄膜炎を併発したり、1000人に1人程度の割合で難聴になったりする場合もある。近年は4〜5年周期で流行しているが、周期の理由ははっきりしないという。

     今月4〜10日に全国約3000の小児科から報告された患者数は3771人で、1医療機関当たり患者数は2011年7月以来で初めて1を超える1.20に達した。20道府県が1以上で、注意報レベルの3を超えたのは▽佐賀(5.00)▽宮崎(4.23)▽石川(3.31)▽沖縄(3.21)−−の4県。東日本でも山形(2.50)、千葉(1.77)などで患者が多い。

     感染研感染症疫学センターの砂川富正室長は「この時期では報告数が過去10年で3番目に多い。流行する年は冬から夏に向けて増加する傾向があり、全国的流行が懸念される。手洗いのほか、有効なワクチンもあり、しっかり対策してほしい」と話している。【千葉紀和】

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