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国技館前でも琴奨菊優勝に歓声、ハイタッチ

琴奨菊の取り組み前に、ファンが花道に飛び出し広げた横断幕=東京・両国国技館で2016年1月23日、梅村直承撮影

 大相撲初場所千秋楽は24日、東京・両国国技館で行われ、東大関の琴奨菊(31)=本名・菊次一弘、福岡県出身、佐渡ケ嶽部屋=が初優勝を飾った。日本出身力士の優勝は2006年初場所の大関・栃東(現在の玉ノ井親方)以来、10年ぶり。

          ◇

 満員御礼となった両国国技館(東京都墨田区)の外でもこの日、多くの相撲ファンが携帯電話のワンセグで琴奨菊の取組を見守った。優勝が決まった瞬間は「やったー」と歓声や拍手がわき起こり、ハイタッチをして喜ぶ人の姿も見られた。

 「家でじっとしていられなかった」と新潟県村上市から来たのは田中勝さん(71)。「感動した。日本人力士だって外国人力士に負けないハングリー精神があるということを見せてくれた」と感極まった様子。「私も福岡出身。同郷なので応援していた」という埼玉県松伏町の藤本和恵さん(74)は「がぶり寄りで勝つ時が一番すてき。これぞ相撲という取組をこれからも見せてほしい」と笑顔で語った。

 優勝した琴奨菊を一目見ようと、優勝パレードが行われた周辺の沿道にもファンが詰めかけた。午後6時半過ぎに琴奨菊を乗せたオープンカーが現れると「バンザイ」「おめでとう」の声が飛んだ。

 一方、佐渡ケ嶽部屋がある千葉県松戸市の関係者にも喜びが広がった。部屋が22年前に移転してきて以来、交流がある地元の青果店経営、山口政弘さん(71)は都内のホテルであった祝勝会に駆けつけた。30日に予定されている琴奨菊と祐未さんの結婚披露宴にも招待されている。山口さんは「本当にうれしい。これまでドキドキワクワクの毎日で、勝つたびに店の中でバンザイしてきた。けがをしても愚痴をこぼさず、稽古(けいこ)を続けた頑張りが、優勝につながったと思う。披露宴に大きな花を添えることになって良かった」と感無量の様子だった。【山田奈緒、橋口正】

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