イラン

大統領が欧州歴訪開始 仏伊で経済関係強化目指す

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 【テヘラン田中龍士】イランのロウハニ大統領は25日、核問題に関する欧米などの制裁解除を受けて4日間の欧州歴訪を始めた。イラン市場に関心を寄せるイタリア、フランスで経済関係の強化を目指す。イランは中国の習近平国家主席の訪問を受けて同国と鉄道や原発事業で協力を加速する一方、欧州でも航空機購入の契約などで交通インフラ整備に意欲を見せる。

 欧州諸国の招待を受けたイラン大統領の公式訪問は、2005年に当時のハタミ大統領がフランスなどを訪問して以来約11年ぶり。アフマディネジャド前大統領は08年に世界食糧サミット出席のためローマを訪問している。ロウハニ師の訪欧は昨年11月に予定されていたが、パリ同時多発テロを受けて延期されていた。

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