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羽生勝ちタイに 第2局

第2局を制した羽生善治名人=島根県安来市の「さぎの湯荘」で2016年1月25日午後6時13分、三村政司撮影

 島根県安来市の「さぎの湯荘」で24日から繰り広げられていた第65期王将戦七番勝負第2局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル協賛、安来市、安来市王将戦開催実行委共催)は25日午後5時23分、99手で挑戦者の羽生善治名人(45)が郷田真隆王将(44)に勝ち、1勝1敗のタイにした。残り時間は羽生1時間15分、郷田18分。第3局は2月4、5日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。

     激しい攻め合いになったが、羽生が堅実に郷田玉を寄せきり、初勝利を挙げた。

     角換わり腰掛け銀の序盤戦から羽生が仕掛けたが、封じ手の3七角(45手目)の直後に長考を重ねた郷田が思い切りよく攻めに転じた。昼食休憩をはさむ1時間41分の本局最長考で4七歩成(54手目)から迫った。これに対し羽生は、郷田の玉形をとがめた6六角(57手目)から反撃、郷田陣を壁銀の悪形にして優位に立った。最終盤になっても羽生は6三歩(85手目)から手堅くと金で攻め、読み切って郷田陣を受けなしに追い込んだ。

     郷田に誤算があったのか、最後は一直線に投了に追い込まれてしまった。スコアは振り出しに戻って第3局以降もさらに激戦が期待される。【山村英樹】

     羽生名人の話 先に仕掛けたのに逆に攻められる展開になり、2日目の昼食休憩あたりの局面では何を指されるか全く分からなかった。6三銀不成(91手目)で壁銀の反対側から攻める形になり、よくなった。

     郷田王将の話 細かな点がよく分からなかった。2日目の昼食休憩あたりでは何とかなると思っていたが、その前の8六歩(48手目)と6五歩(50手目)の順を逆にすべきだったか。最後は淡泊すぎたかもしれない。

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