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缶バッジで抑止「私は泣き寝入りしません」

443作品から選ばれた5種類のデザイン=クラウドワークス提供

 通学電車内で痴漢被害に遭った東京都内の高校2年の女子生徒(17)が缶バッジを使って被害を抑止する取り組みを考案し、支援する一般社団法人「痴漢抑止活動センター」などが缶バッジのデザインを募集したところ、全国から443作品の応募があり、採用されたデザイン5種類が25日に発表された。1個(400円弱)単位で販売する予定。支援者は「被害に遭って苦しむ子どもや女性を減らしたい」と話した。

     この女子生徒は通学電車内で痴漢被害に遭ったため、「私は泣き寝入りしません」と自ら作った缶バッジをかばんに付けたところ、被害が止まったという。それまで電車内で助けてくれる人はおらず、未然に防ぐ必要性を痛感した。昨年11月、インターネットで仕事を受発注する「クラウドワークス」社のシステムを使ってデザインを募集し、さらにネット上で資金調達するクラウドファンディングで製作資金も募った。

     採用5作品は猫の顔が花のように並んだ図柄などで、「私たちは泣き寝入りしません。チカン(痴漢)は犯罪です」と書かれている。資金として98万7000円が集まった。採用作品の製作者の一人でデザイナー、タケルノミコトさんは自身も被害経験があり「社会全体で痴漢について考えるきっかけ作りにしたい」と話した。【鈴木敦子】

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