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サンダース氏、政策の実現性が焦点…民主対話集会

 【ワシントン西田進一郎】11月の米大統領選を目指す民主党候補3人が25日、候補者選びの初戦が行われる中西部アイオワ州で市民対話集会に参加した。同州でクリントン前国務長官(68)を猛追するサンダース上院議員(74)の集会では、看板に掲げる社会保障の充実などの実現性について説明を求める声が相次いだ。

     「多くの人々を助ける計画を紹介してきたが、現実的にお金はどう手当てするのか」

     集会では、格差是正を中心課題に据え、公立大学の無償化などを掲げるサンダース氏に対し、こんな質問が浴びせられた。クリントン氏との差が縮まってきたことで、政策の詳細にも少しずつ焦点が当たり始めている。

     サンダース氏は政策実現に必要な予算について、税制の「抜け道」を使っている企業への課税や、最富裕層への増税を充てると説明。タックスヘイブン(租税回避地)などを使った企業の課税逃れを無くすことで1000億ドル(約12兆円)を徴収し、社会基盤整備に投資して雇用を生み出すなどと説明した。

     公約に掲げる国民皆保険制度の実現には、10年間で約1700兆円必要との試算がある。集会で司会者から増税について尋ねられたサンダース氏は「増税する。しかし、個人や企業の保険料もなくす」などと説明した。

     一方、クリントン氏は自らの集会で、自分こそ格差是正に数十年取り組んできたと強調。「実績のある闘士を選ばなければならない」と話し、「実績」を判断基準にすべきだとアピールした。

     オバマ大統領は25日掲載された政治専門サイト「ポリティコ」のインタビューで2人について言及。クリントン氏を「並外れた経験を持ち、非常に賢く、あらゆる政策を知り尽くしている」などと称賛する一方、サンダース氏については政策の詳細や費用、税制案などが検証されることになると指摘した。支持は明言しなかったものの、発言内容にはクリントン氏寄りの姿勢がにじんだ。

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