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怒れる米国

大統領選/5 中絶の権利、争い激化 反対派が共和党を取り込み

射殺されたティラー医師の診療所を再開させたバークハートさん(左)。入り口には金属探知機があり、警備員が警戒している=米カンザス州ウィチタで、長野宏美撮影

 「赤ん坊を殺すな」。冷たい風が吹き付ける米中西部カンザス州ウィチタで、聖書を手にした女性(61)が妊娠中絶手術を提供する診療所に向かって叫ぶ。防犯上の理由から道路側に窓はないが、「聞こえるはず」と壁に向かって声を張り上げた。

 中絶反対組織「生命のためのカンザス連合」は、診療所の駐車場入り口に死亡した胎児の写真を掲げ、道路に白いチョークで「ストップ」と大書。駐車場に入ろうとする女性がいると、パンフレットを渡し、「他に選択肢がある。隣に行け」と声を掛ける。診療所の右隣には反対派の無料医院がある。2004年以降、説得により約500人が中絶を思いとどまったという。

 中絶を受けに来た大学生(22)は写真を見て一瞬動揺した。だが、決意は固かった。付き添ってきた大工の…

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