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となりの障害

難聴になって/中 職場でバッジ 笑顔と自信

「耳が不自由です」というバッジをつける渡辺さん=東京都内で平林由梨撮影

 難聴者が仕事を得て働き続けるには、さまざまなハードルがある。

 ●大学生時代に発症

 東京都葛飾区の会社員、渡辺江美さん(35)は、建築を学んでいた大学生時代の20歳ごろに両耳が聞こえづらくなった。「母や弟ら家族に聞こえない人は多い」という。病院で検査したが原因は不明。症状は内耳から奥の神経系に障害があって音が反響するなどして相手の言葉が聞き取りにくくなる「感音性難聴」だ。聞こえる音量は小さくなるが、はっきり聞こえる「伝音性難聴」と違い、補聴器の音量を上げても聞き取りにくい困難さがある。

 渡辺さんは大学卒業後、設計に携わりたくて不動産会社に就職した。しかし、配属先は電話で不動産を売り込…

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