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議連が差別禁止法案策定作業着手へ

 性同一性障害や同性愛など性的少数者(LGBT)への差別をなくすための超党派による議員連盟は27日、LGBT差別禁止法案の策定作業に着手する方針を決めた。今国会中にも中間報告を取りまとめる。議連会長の馳浩文部科学相は「与野党の主張がぶつかり合うのではなく、置かれている立場の人への配慮が必要だ」と語り、党派を超えた法案の共同提案に意欲を示した。

     LGBT議連は同日の総会で菅原一秀衆院議員(自民)を座長とする立法検討ワーキングチームの設置を了承。28日に初会合を開く。LGBT差別禁止法案を巡っては民主党が昨年末、法案化に向けた骨子案をまとめ、国や地方自治体、企業で性的指向を理由とした差別的扱いを禁じることなど国の指針策定を求めた。議連も民主党案を参考に議論を進める。

     一方、自民党も近く性的少数者の課題に関する勉強会を設ける。伝統的家族観を重んじる議員を多く抱える同党が積極姿勢を見せるのは、夏の参院選への対策という側面もありそうだ。ある議員は「現状では性的少数者は野党に相談する。入り口から妨げるのはもったいない」と語り、LGBTの問題に関心を持つ層の票が野党に流れることへの警戒をあらわにした。【中島和哉】

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