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高浜原発3号機

29日再稼働 3年11カ月ぶり

 関西電力は29日、福井県高浜町の高浜原発3号機(出力87万キロワット)を再稼働させる。3号機の稼働は2012年2月に定期検査のため停止して以来、3年11カ月ぶり。東京電力福島第1原発事故を踏まえて策定された原子力規制委員会の新規制基準に合格した原発としては、九州電力川内原発1、2号機に次いで3基目となる。関電は高浜4号機(同)についても、31日以降に核燃料を装着し、2月下旬に再稼働させる方針。

     3、4号機について関電は、耐震設計上想定される最大の地震動「基準地震動」を新規制基準に基づいて550ガル(ガルは揺れの大きさを示す加速度の単位)から700ガルに引き上げた。最大の津波の高さ「基準津波」も5.7メートルから6.2メートルに引き上げ、海抜8メートルの防潮堤を設けるなどの安全対策を取った。

     装着した燃料157体のうちの24体は、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料。新規制基準に合格した原発として初めて、商業用軽水炉でMOX燃料を使う「プルサーマル発電」となる。

     関電は24日、炉心から熱を取り出す1次冷却水の温度や圧力を上げて安全性を確かめる起動試験(試運転)を開始した。29日は核燃料の核分裂を抑えている制御棒を動かす検査などをして、異常がなければ午後にも再稼働させる。

     高浜原発3、4号機は昨年2月、新規制基準に合格。しかし同年4月、福井地裁が運転差し止めの仮処分決定を出した。再稼働できない状態が続くなか、同年12月に福井県の西川一誠知事が再稼働同意を表明。2日後に福井地裁が仮処分決定を取り消し、再稼働が可能になった。【畠山哲郎】

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