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レセプト債、処分勧告へ…販売の証券会社に

 医療機関などから診療報酬の請求権を買い取り、「レセプト債」という債券を発行していたファンド3社と運営会社「オプティファクター」(東京都品川区)が破綻した問題で、証券取引等監視委員会は近く、金融商品取引法に基づき、レセプト債を販売していたアーツ証券(東京都中央区)に対し行政処分を科すよう金融庁に勧告する方針を固めた。金融庁は金融商品取引業の登録取り消しや業務停止命令などを軸に処分を検討する。

     ファンド3社によるレセプト債の発行残高は約227億円。監視委は、同証券がレセプト債の安全性を十分に検証せず、ファンドの財務状況の悪化など重要な情報を投資家に伝えないまま販売したと判断したとみられる。

     関係者によると、オ社は、少なくとも前任の社長が死亡した2013年3月の時点で、ファンドに多額の実態不明な資産があることを確認した。アーツ証券は半年ほど後に「ファンドが債務超過になっている」との情報を知らされたが、昨年夏まで情報を投資家に開示していなかった。アーツ以外にも証券6社が破綻直前まで「利息の未払いは一度もない」などと投資家に説明し販売。誤った情報が伝わっていたとみられる。【一條優太】

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