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市民対象「あなたは忍者の子孫か」アンケート

「忍者の日」をPRしようと、昨年は甲賀市職員が忍者装束で業務=滋賀県甲賀市の甲賀市役所で2015年2月17日、村瀬優子撮影

 名乗りを上げよ、忍者の末裔(まつえい)−−。滋賀県甲賀市が市民を対象に、忍者の子孫かどうかを尋ねるアンケートを実施している。創作などで脚色されがちな忍者の真の姿を把握し、観光につなげる狙いだ。2月21日に「甲賀流忍者復活祭」を開き、調査結果を発表する。

 甲賀流忍者は、甲賀の農村地域で暮らしていた地侍。1487年、近江守護・六角氏を攻めるため室町幕府の将軍が構えた本陣に奇襲をかけたことで、全国に知られるようになった。この功績を認められ「甲賀武士五十三家」と呼ばれるようになり、その後は全国で情報収集などの任務にあたったとされる。

 伊賀流(三重県)と並ぶ忍術の一派として知られ、猿飛佐助をはじめ芝居や講談などで取り上げられる一方、実態は現在もあまり分かっていない。

 甲賀市のアンケートは、五十三家と同じ名字を持つ市民が対象。電話帳に掲載されている725世帯に文書を郵送し、▽忍者の子孫かどうか▽手裏剣や巻物などゆかりのものが伝わっていないか▽現在の職業−−などを任意で尋ねている。「子孫」のうち同意が得られた人には、市観光企画推進室の職員らでつくる「甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ」が直接訪問して取材する。

 復活祭は2月21日午前10時から、同市甲南町竜法師の「忍の里プララ」で。「子孫」らによるパネルディスカッションなどが予定されている。調査団は「現在でも末裔がたくさん住んでいることが分かれば、甲賀をより『忍者の里』としてアピールできる。調査が忍者の学術的な解明にもつながればうれしい」と話している。【村瀬優子】

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