メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「記述式採点に最長2カ月必要」 文科省試算

 新しい大学入試の制度設計を進めている文部科学省の専門家会議が29日開かれ、新共通テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」で採用する記述式問題について、文科省が採点に必要な期間の試算を示した。解答欄に記述させる文字数が40〜80字程度なら3〜4日、200〜300字では約1週間かかり、計6問出題すると最長で約2カ月必要という。今後、記述式の出題規模やテスト実施の日程を詰める。

     文科省は受験者53万人分の解答用紙を1日800人で採点すると想定。受験者が新聞記事を読んだうえ、「2段落構成で」「引用した言葉に『』をつける」など複数の条件に合わせて自分の考えを300字程度で記述する問題の場合、採点にかかるのは7日程度。複数の図表や文章を読んで「仮説」を40字程度で書く問題は3日程度かかるという。

     200〜300字程度の長い記述と80字以内の短文を組み合わせて計6問出題すると、採点に最長で60日、短文記述式3問だと最長25日かかる。

     文科省は、これらの採点期間を考慮し、記述式問題を選択式問題に先行させて実施する分離案を検討している。このため、2014年12月の中央教育審議会(中教審)の答申に盛り込まれた学力評価テストの「年複数回実施」は事実上困難な見通し。しかし同省は「CBT(受験者がコンピューター上で解答するテスト方式)を導入した場合の実現可能性などを引き続き検討する」としている。【三木陽介】

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. SUNDAY LIBRARY 著者インタビュー 大崎善生 『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』
    2. 行方不明 新潟・長岡の中3男子 20日早朝から帰宅せず
    3. デンマーク 潜水艦内密室殺人か 女性記者の遺体発見
    4. 傷害 タオル首に巻き付け女子高生引き倒す 札幌で2件
    5. 保育園 合意得られず開園延期 住民が反対 東京・吉祥寺

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]