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ネット世代、サンダース氏支持 民主アイオワ

民主党のサンダース候補を支援するライブに集まった若者=アイオワ州デモインで2016年1月29日、長野宏美撮影

 【デモイン(米中西部アイオワ州)長野宏美】11月の米大統領選に向けた民主・共和両党の候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州の党員集会が2月1日に迫り、現地では候補たちが最後の攻防を続けている。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を中高年が支持する一方、その子供にあたる大学生や高校生がバーニー・サンダース上院議員(74)を熱狂的に支持し、世代の違いが目立つ。

 「バーニー! バーニー! 政治革命だ」。アイオワ州デモインで1月29日夜、サンダース候補を応援する音楽ライブが開かれた。数百人の高校生や大学生が集まり、陣営の音頭に合わせ、声を上げた。

 ライブに来た高校生のマディソン・ディロンさん(18)は、「私たちはいろいろな情報に接するので、親の世代より価値観が多様でリベラルになっている。同性愛も中絶の権利も尊重する」と語り、「バーニーは平等な考えを持ち、信念を持って未来を良くしようとしている」と期待した。

 サンダース氏を支えるのはインターネットが普及した環境に育った1980年代から2000年代初頭に生まれたミレニアル世代と呼ばれる若者だ。「あなたたちミレニアルはより良い価値観を持っている。月曜夜の党員集会に行ってね」。演奏の合間に女性スタッフが呼びかけた。

 地元紙デモイン・レジスターが30日に発表した世論調査によると、クリントン氏の支持率が45%、サンダース氏は42%。サンダース氏が勝利するためには、党員集会への高い参加率が必須なのだ。

 一方、クリントン氏は夫で元大統領のビル氏とともに現地入りして遊説。州東部シーダーラピッズで30日、「誰が大統領になる準備ができているだろうか?」と経験を強調した。

 コンサルタントのジャニス・ビーチャンさん(63)は「サンダース氏は大好きだが、実際に物事を動かすには経験や知識が必要」とクリントン氏を支持する。20歳の息子がサンダース氏を支持するのは「ヒラリーが対応してきた困難を知らない世代だから」という。

 やはり息子がサンダース氏支持だという元大学職員のダイアン・シェイファーさん(63)は「若い世代はインターネットによって何事も速く進むのに慣れており、変革にも素早さを求める。だから、バーニーの政治革命に熱狂する。だが、現実は甘くない」と語った。

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