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大阪市長

吉村氏、総領事と積極面談 橋下氏方針を転換

駐大阪・神戸米国総領事館のアレン・グリーンバーグ総領事(左)に記念品を渡す吉村洋文大阪市長=大阪市北区で2016年2月2日午前10時29分、梅田麻衣子撮影

 大阪市の吉村洋文市長が今月から、関西に駐在する各国の総領事と積極的に面談している。橋下徹前市長は「外交の窓口は府知事」として総領事らの表敬訪問を断ってきたが、大阪の観光や技術を売り込む「トップセールス」を重視する吉村市長が方針を転換した。

     在大阪・神戸米国総領事館のアレン・グリーンバーグ総領事が2日、市役所を訪問した。吉村市長は、米シカゴのフードジャーナリストが今月に市を取材に訪れることを紹介し、「粉もの文化を体験し、アメリカで発信してほしい」と語った。グリーンバーグ総領事も「(食には)双方向の交流が深まるポテンシャルがある」と応え、両者はビジネスや大学の連携をテーマに約30分間意見を交わした。

     吉村市長は1日にはオランダ総領事と面談している。3日にもオーストラリア総領事の表敬を受ける予定だ。

     前任の橋下氏は市長時代、「府と市の役割分担を整理すべきだ」と主張。「自治体外交は知事に一本化する」として、自身は領事館側との付き合いを避けた。

     これに対し、吉村市長は「大阪の観光や技術、産業、文化を発信していきたい」と宣言。総領事との交流も「府も市も同じ規模の自治体であり、協力して進めるべきだ。大阪のいいところを発信したい」と意欲を示している。【念佛明奈】

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