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「6.5〜7%成長」…今年の目標、見通し困難で幅

採算悪化で生産停止に追い込まれた唐山松汀鉄鋼=中国河北省遷安市内で2016年1月11日、井出晋平撮影

 【北京・井出晋平】中国国家発展改革委員会の徐紹史主任(閣僚級)は3日、2016年の国内総生産(GDP)の実質成長率の目標を「6.5〜7%」とする方針を明らかにした。

 中国政府は15年の目標を「7%前後」としたが、実績は6.9%にとどまった。景気減速が強まる中、先行きを見通すのが難しくなり、幅を持たせた異例の目標にするとみられる。

 目標は、3月に開かれる全国人民代表大会(全人代)で発表される。

 徐主任は記者会見で「経済の下押し圧力は強まっており、企業経営も困難を増している」と語った。一方「合理的範囲での経済運営を確保できる」と安定成長への移行に自信を示した。

 中国政府の14年の成長率目標は7.5%だったが、15年は「7%前後」に引き下げた。しかし、成長率の実績は14、15年と2年連続で目標を下回った。16年は目標に幅を持たせ、再び未達に陥るのを避ける狙いもあるとみられる。

 習近平指導部は、20年のGDPと国民の所得を10年比で倍増させる目標を掲げている。目標達成のため、今年から始まる第13次5カ年計画では年平均6.5%以上の成長が必要とされている。

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