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映写機で映し出される「マナスルに立つ」の16ミリオリジナル完全版=東京都千代田区の毎日新聞東京本社で2016年2月3日午後7時28分、丸山博撮影

 毎日新聞社と日本山岳会によるヒマラヤのマナスル(標高8163メートル・世界第8位)初登頂から今年で60年になるのを記念し、記録映画「マナスルに立つ」(山本嘉次郎監督)の上映会が3日、東京都千代田区の毎日ホールで開かれた。当時の実写フィルムと映写機で上映され、愛好家ら約150人が熱心に見入った。

     マナスル初登頂は1956年5月9日に達成された。映画は、登山隊に参加した元毎日新聞の依田孝喜(たかよし)カメラマン(故人)らが撮影した映像をもとに製作され、準備段階から登頂の瞬間までを克明に記録している。

     上映会後、8000メートル峰全14座登頂に日本人で初めて成功した竹内洋岳さんと作家の塩野米松さんによるトークショーが行われた。竹内さんは、当時マナスルという名前が富士山とおなじぐらい国民から認知され、記念切手などさまざまな関連商品が生まれたことなどを紹介。「マナスル初登頂はまさに一大事業で、これを機に登山ブームが起きた」と話した。

     このほか、依田カメラマンが撮影した写真などを展示した「マナスル60年写真展」を毎日ホールがあるパレスサイドビル1階で開催中。5日まで。【長田舞子】

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