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国交省

バス運転手に実技訓練…事故受け緊急対策

 国土交通省は3日、長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故を受けた緊急対策として、全国約4500の貸し切りバス会社に対し、経験不足の運転手には実技訓練をするよう要請した。3月まで実施する街頭監査で違反が発覚した会社を呼び出し、改善を確認することも決めた。

     事故を起こした「イーエスピー」(東京都羽村市)の運転手は、昨年12月の採用時に「大型バスは不慣れだ」と話していたにもかかわらず、実技研修1回で大型バスの営業運転に乗務していたことが分かっている。

     バス運転手の実技訓練について、国交省の指針は、新たに採用した運転手に対して実施するよう努力義務として規定しているだけだ。しかし、長さ12メートルの大型バスと7メートルの小型バスでは、ブレーキやギア変速の仕組みが異なるうえ、運転時の車両感覚も違う。

     このため国交省は今後の有識者委員会の議論を踏まえ、実技運転の義務づけや必要な研修時間を検討する。

     また国交省は、乗客のシートベルト着用の徹底を図るよう、バス会社に求めた。

     国交省が実施中の街頭監査では、1月29日までに96台中45台で運行指示書の不備など計58の違反が見つかっている。【内橋寿明】

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