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羽生の封じ手、意表の1四歩 第3局2日目

 郷田真隆王将(44)に羽生善治名人(45)が挑戦、1勝1敗のタイで迎えた第65期王将戦七番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、栃木県大田原市、下野新聞社後援、囲碁・将棋チャンネル協賛)は5日、大田原市のホテル花月で2日目の対局が始まった。

     前日に続き晴天に恵まれた大田原は厳しく冷え込んでいる。この地には俳人の松尾芭蕉が長く逗留(とうりゅう)したと伝えられる。

     定刻午前9時、立会の木村一基八段が羽生の封じ手を開け、「1四歩」と読み上げた。今期初の相掛かり戦となった第3局。郷田が右銀を繰り出して攻勢に出ようとするところで、攻めをけん制する1四歩が指された。控室がほとんど予想しなかった手だ。郷田は1時間20分の長考で1六歩と端歩を受けた。1筋に続いて9筋でも端歩の突き合いとなり、羽生は4五銀と前線へ進めた。解説の飯塚祐紀七段は「間合いを計る進行が続いています。4五銀は、先手の右銀へのプレッシャーにもなっています。どちらの銀がより働くかが焦点」と語った。

     羽生が38手目を考慮中の午後0時半、昼食休憩。残り時間は郷田2時間46分、羽生2時間7分。午後1時半再開。【山村英樹】

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