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復活へ 48年ぶり煙室開いた 神奈川・山北

煙室のふたを開け、室内を点検する=神奈川県山北町山北鉄道公園で2016年2月4日午後1時38分、澤晴夫撮影

 神奈川県山北町の「山北鉄道公園」に保存されている「D52型蒸気機関車」(SL)を再び走らせようという復活事業の一環で4日、SL正面先端部にある「煙室」の扉が約48年ぶりに開けられた。

 SLは御殿場−沼津間を走り、1968年6月に引退。山北が「鉄道の町」と呼ばれた往時の面影を残す公園のシンボルとして70年に移設された。復活事業は石炭の代わりに圧縮ポンプを動力にしてSLを動かす計画で、今年10月の運転開始を目指して作業が進められている。

 鉄道文化協議会群馬支部の恒松孝仁支部長によると、煙室は石炭を燃焼させた時に出る煙をためておく場所で、現役時代は機関区ですすを取り除く時や、過熱管の点検作業時以外は開かれず、中が見られるのは珍しいという。

 煙室の中に入れないよう溶接された円形の扉(直径140センチ)が開けられると、恒松支部長は「劣化もしておらず保存状態は極上の部類」と太鼓判を押した。【澤晴夫】

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