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13日午後3時に開通 豊田東−浜松いなさ

 中部圏と首都圏をつなぐ新東名高速道路の西側起点、豊田東(愛知県豊田市)と浜松いなさ(浜松市)両ジャンクション(JCT)間(約55キロ)が、13日午後3時に開通する。御殿場JCT(静岡県御殿場市)までの約200キロで東名高速道路と並行する「ダブルネットワーク」が実現し、渋滞解消や防災向上、企業進出への期待が高まっている。【吉富裕倫】

     東名と新東名を運営する中日本高速道路は、新東名の豊田東−御殿場JCT間の所要時間を約2時間と試算。東名のみの時と比べ約1時間短縮される。カーブと勾配が緩やかになり、交通の分散によって混雑の緩和が見込まれるからだ。

     大手運送会社ヤマトグループ(東京都)は、豊田市に大型物流ターミナル「中部ゲートウェイ」を整備中。10月に稼働すれば、ネット通販による関東からの当日配達地域が中部圏に拡大する。

     企業の進出先としても注目されている。南海トラフ巨大地震の津波被害などが予想される東名付近に比べ、内陸部を走る新東名は災害リスクが低いとされる。2012年4月に三ケ日JCT(浜松市)まで先行開通した静岡県の年間企業立地件数は、開通前(11年)の37件に比べ、14年には3倍以上の119件となり、全国の平均の2.9倍を上回った。

     新たにインターチェンジ(IC)のできる愛知県新城市が1月26日、浜松市内のホテルで開いた企業誘致説明会には、過去最高の63社87人が参加する盛況ぶり。新工場の建設を視野に訪れたアルミ表面処理加工業「ミヤキ」(浜松市)の宮本雅弘総務部長は「災害が少ないところが好ましい。最近はどのメーカーからも安定供給を要請されるようになった」と、防災上の有利さを評価した。

     新東名の利便性向上の効果は物流にとどまらない。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京都)によると愛知、静岡両県の観光消費額が年間約1000億円増加するとみられ、奥三河や岡崎市など沿道の観光地が集客増を目指している。

     新東名の未開通区間は御殿場−海老名南(神奈川県海老名市)両JCT間の約54キロだけとなり、20年度に全面開通する予定。

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