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死者14人、100人以上連絡取れず

 【台南(台湾南部)鈴木玲子】台湾南部で6日未明に起きたマグニチュード(M)6.4の地震で、台湾当局は少なくとも14人が死亡、484人が負傷したと発表した。死者のうち12人は、台南市で倒壊した16階建てビルにいた。このビルでは100人以上が家族と連絡がとれていない。死傷者はさらに増える可能性がある。

 震源の高雄市に隣接する台南市永康区では、16階建てのビルが完全に横倒しになった。付近住民によると、低層階は家電量販店などで、中高層階は集合住宅になっている。6日夜までに257人が救出されたが、生後10日の乳児ら12人が死亡し、74人が負傷した。

 ビルは築20年以上。住民登録によると96世帯、256人が住んでいたとされる。しかし、発生当時はそれを上回る人がいたとみられる。台湾中央通信によると、6日深夜の時点で子供47人を含む149人と連絡がとれていない。ただ、台南市幹部は本人が病院に搬送されたことや外出していたのを家族が知らない可能性もあると説明している。

 ビルは周辺の建物と比べ被害が突出している。コンクリートに複数の料理油の缶が埋め込まれているのも見つかっており、台湾メディアによると、施工不良を疑う専門家もいる。陳威仁・内政部長(内相)は手抜き工事などの疑いもあるとして調査する方針を示した。

 揺れは台湾のほぼ全土で観測され、雲林県で震度6(日本の震度6に相当)、台南市で震度5を記録した。台湾当局によると、台南市内で計9棟が倒壊、5棟が傾く被害が出ているが、永康区のビル以外の捜索は終了した。台南市の気温は10度近くまで下がっており、夜を徹した救助活動が続いている。

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