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「長周期地震動」発生の可能性

 台湾は陸側のユーラシアプレート(岩板)と海側のフィリピン海プレートが衝突し合っている「プレート境界」の真上にあり、地震が多い場所だ。国内の専門家は6日未明に発生した台湾南部の地震について、震源の深さが約16キロと浅いことなどから、揺れが1往復する時間が比較的長い「長周期地震動」が発生した可能性を指摘する。

     長周期の揺れは、震源付近から地表面を沿って伝わり、ビルの上の階ほど大きく揺れる。古村孝志・東京大教授(地震学)によると、地震が起こった地域は平野のため揺れが遠くまで伝わりやすいという。今回は、マグニチュード(M)6.4という規模と震源の浅さから、揺れが1往復する周期が2〜3秒程度の「長周期地震動」だった可能性があるとしている。

     ただ、古村教授は「ビルが倒壊するほどの揺れだったとは考えにくい」とも推測し、「建物の耐震性の問題なども含めて調べる必要がある」と話す。

     遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「今回の地震はプレート境界の一部で起きた地震の可能性がある」と指摘。1999年に2400人以上が犠牲となった地震(M7.7)よりは規模が小さいが、「南部は地盤が弱いため、地震の規模に比べて甚大な被害が出ているのではないか」と話している。【大場あい】

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