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伊東に帰着、乗客疲労濃く 専門家「対策を」

伊東港沖に戻った「セブンアイランド友」(右)と、えい航してきた巡視船つるみ=2015年2月6日、梁川淑広撮影

 6日午前8時50分ごろ、伊東港(静岡県伊東市)から岡田港(東京都大島町)に向かっていた東海汽船の高速船「セブンアイランド友(とも)」がクジラとみられる物に衝突した事故。同船は伊東港沖にえい航され、乗客らは同日午後3時過ぎ、疲れ切った様子で乗り継いだ巡視艇などから同港の桟橋に下りた。

 「伊東山歩会」の柴田静雄さん(74)=同市宇佐美=によると、衝突時は「コンクリートに2、3回ぶつかった感じ。通路の荷物は一番前に飛んで行った」ほどの衝撃を受けたという。すぐにいすの下から出した救命胴衣を着けて救助を待ったが、「遅くて待ち遠しかった」と振り返った。

 山仲間9人でフリークライミングの予定だった袋井市の会社員、梅村忠司さん(39)によると、船内では自販機が使えずトイレの水も流れなくなったが、乗員から「沈没はしません」とはっきり言われたので落ち着いていられたという。

 クジラの生態に詳しく、生息数の調査を行っている東京海洋大大学院の加藤秀弘教授(鯨類生態学)は「クジラは今後十数年でさらに増えるだろう。今の技術では完全に事故を防ぐことはできず、欧米では高速船の使用を禁止する国や州も出てきているが、日本は離島も多く高速船に頼らざるを得ない現状もある。一刻も早い対策が必要だ」と指摘している。【梁川淑広、荒木涼子】

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