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滋賀以外にも栃木など5県にも

計5300トン搬出 大津地検の捜査資料

 東京電力福島第1原発事故で放射性セシウムに汚染された木くずが滋賀県高島市の河川敷に不法投棄された事件で、木くずが他に栃木、茨城、千葉、山梨、鹿児島の5県にも計約5300トン搬出されていたことが、大津地検の捜査資料で分かった。

     木くずは福島県本宮市の製材会社が保管していた。東京のコンサルタント会社社長が処理を請け負い、うち約310立方メートルを高島市に捨てたとして廃棄物処理法違反罪に問われ、有罪が確定した。

     捜査資料は市民団体が閲覧を請求。大津地検は不許可としたが、最高裁が昨年12月、搬出先の市町村名などを除く部分について開示するよう命じていた。

     資料を閲覧した市民団体側弁護士によると、木くずは2012年12月〜13年9月に東京と群馬の二つの中間処理業者が搬出。その後、別の運搬業者が計18ルートで滋賀を含む6県に運搬した。内訳は▽栃木約3437トン▽山梨約1214トン▽鹿児島約344トン▽千葉約280トン▽茨城約10トン。

     運搬業者は福島県の木くずとは知らされておらず、木くずは14年7月現在、チップとして敷設されたり、野ざらしで放置されたりしているのを確認したと記載されていたという。【森野俊】

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