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デートDV

暴言や暴力…被害者は男子生徒、女子の倍以上

デートDVを受けた経験

大阪府の中高生1000人調査

 大阪府の高校生グループが府内の約1000人の中高生に「デートDV」に関する調査をしたところ、男子生徒の3割以上が「(彼女から)暴言や暴力を受けて傷ついた」経験があることが分かった。女子生徒が「(彼から)暴力を受けた」割合は12%で、男子の半分以下。交際相手に「暴言が嫌と言えない」割合も、男子(30%)が女子(22%)を上回った。

 調査は昨年9〜11月に書面で実施。府内の105人の中学生(男子55人、女子50人)、886人の高校生(男子300人、女子586人)が回答した。

 男女ともに傷つけられた経験は暴言が最多。男子は暴力(31%)、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のチェック(17%)、女子は性行為の強要(16%)、ラインのチェック(16%)が続いた。

 一方、暴力を嫌だと言えない男子は24%、女子は17%。「下着姿や裸の画像を求められると断れない」という高校生は男子が23%、女子が17%だった。

 男子の場合、女子に「『死ね』『デブ』と暴言を吐かれるが、好きなので別れられない」や「たたかれて嫌だが男として我慢せざるを得ない」との答えがあった。女子は「ラインにある男友達の連絡先をすべて削除するように強要されて困る」などと悩んでいた。

 生徒指導に詳しく、調査のアドバイスをした兵庫県立大の竹内和雄准教授は「見えを張って嫌といえない男子生徒の悩みがあるのかもしれない。教員にデートDVの被害を相談する生徒は少なく、実態がつかみにくい。学校で何らかの対策も必要になるだろう」と話している。【水戸健一、国本愛】

「デートDV(ドメスティックバイオレンス)」

 交際中の相手から、身体的もしくは精神的、性的な暴力を振るわれること。2013年のDV防止法改正で、保護命令の対象が配偶者や内縁関係から、同居中か同居していた恋人まで広げられたが、親と暮らす中高生らへの法的救済はまだ整っていない。性交渉の低年齢化、出会い系サイトなど安易な出会いで今後も増加する可能性がある。

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