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下げ幅一時900円超 円は急伸114円台

 9日の東京株式市場は、急速な円高や前日の米株安を受けて、売り注文が殺到し、全面安の展開となった。日経平均株価は下げ幅が一時、900円を超え、1万6000円台に下落して、取引時間中では1月21日以来の安値をつけた。9日の東京外国為替市場の円相場も一時、1ドル=114円台前半に急伸し、2014年11月以来、約1年3カ月ぶりの円高水準をつけた。

     日銀が新たな金融緩和策としてマイナス金利導入を決めてから株高・円安が進む局面もあったが、緩和効果がはげ落ちた形だ。

     9日の日経平均は、円高が輸出企業の業績にマイナスに働くとの懸念から、自動車や電機など幅広い銘柄が売られた。長期金利が一時マイナスとなり、収益が悪化するとの見方から銀行株も大きく値下がりした。

     また、9日の円相場は前日午後5時比で3円超円高が進んだ。麻生太郎財務相は閣議後の記者会見で「荒い値動きが見られている。引き続き為替市場を注視したい」と語った。

     東京市場に先立つ8日のニューヨーク株式市場は、原油安を嫌気してダウ工業株30種平均が一時、前週末比約400ドル安と大幅下落し、1万6000ドルを割った。終値は177.92ドル安の1万6027.05ドル。

     8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物市場は、米国産標準油種(WTI)の3月渡しが前週末比1.20ドル安の1バレル=29.69ドルと再び30ドルを割り込んだ。米メディアによると、産油国のサウジアラビアとベネズエラの担当相が7日に会談したが、協調減産に向けた具体的な動きはみられず、供給過剰が続くとの見方が広がった。

     みずほ証券の永田尋嗣シニアストラテジストは「このまま円高が進めば、株価を下支えしてきた企業業績が下方修正されるとの見方が強まり、さらに株価が下落する可能性もある」と指摘している。【鈴木一也、ワシントン清水憲司】

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