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犯罪予測システム 京都府警、全国初の導入へ

 京都府警は今年10月から、過去の犯罪発生傾向を科学的に分析し、窃盗や性犯罪が発生する時間帯や場所をコンピューターで予測する「予測型犯罪防御システム」を都道府県警で初めて導入する。府警本部と府内各署で、犯人の早期検挙や防犯活動に役立てる。

     新システムは、過去10年間の統計や犯罪理論を組み合わせて分析し、新たな事件が起きる可能性の高い地域、時間帯などをコンピューターで予測する。ひったくりや車上狙いなどの窃盗犯、強制わいせつ、公然わいせつなどの性犯罪は連続して発生する傾向があり、府警はこれまで捜査員が犯罪データや発生場所を地図にまとめるなどして分析、予測してきた。

     昨年、京都府内で発生した車上狙いは1480件(前年比19.7%減)▽ひったくりは113件(同46.4%減)▽強制わいせつは169件(同15.9%減)。府内の刑法犯認知件数は減少傾向だが、身近な「街頭犯罪」を減らして体感治安を高めようと、府警が民間企業と開発を進めてきた。2015年からの開発費などは計約6500万円。

     同様の犯罪予測システムは米国などで運用が進んでおり、府警は昨年3月、米ロサンゼルス市警などを視察した。府警刑事企画課は「科学的な分析を犯罪抑止に役立てたい」と話している。【宮川佐知子】

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