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台湾地震

90時間、生存者か 倒壊ビル、壁たたく反応

重機でがれきを撤去した後、救助活動が続けられる16階ビルの倒壊現場=台湾南部・台南市で2016年2月8日、鈴木玲子撮影

 【台南(台湾南部)鈴木玲子、林哲平】台湾南部を襲った地震で死傷者が集中している台南市永康区の16階建て雑居ビルの倒壊現場で9日、少なくとも1人が生存している可能性が高まった。救助隊員の問いかけに壁をたたく反応が確認され、6日早朝の地震発生から90時間以上が過ぎる中、懸命の救出作業が進められている。

 地元の立法委員(国会議員)によると、9日午後6時20分(日本時間同7時20分)ごろ、救助隊の問いかけに、壁をたたく反応があった。この立法委員は「少なくとも1人は生存している」と期待感を示した。台南市の頼清徳市長も9日夜、1カ所で生存の可能性が極めて高いことを明らかにした。周辺での重機によるがれきの撤去作業を止め、手作業でがれきを慎重に取り除いている。

 地震による死者は41人、負傷者は540人に上る。死者のうち39人が16階建てビルの倒壊現場で発見され、約100人が閉じ込められているとみられている。

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