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1/2サイズ「タチコマ」を開発 実装も視野

コミュニケーションロボット「多脚戦車 タチコマ」の脚回り部分

 士郎正宗さんのマンガが原作のアニメ「攻殻機動隊」シリーズに登場する人工知能を搭載した多脚戦車「タチコマ」が、コミュニケーションロボットとして開発されることが11日、分かった。同日、東京都内で行われた「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」のイベントで発表された。

 コミュニケーションロボット「多脚戦車 タチコマ」は、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」のタチコマをモデルとし、約1/2スケールとなる。発話や歩行、走行ができるほか、劇中の対話シーンも再現する。プロジェクトのプロモーションに加え、コミュニケーションロボットの実装に関する研究や技術開発への応用などが目的で、第2次試作機の完成は今年4月を予定し、5月から実装に向けた試験を開始する。イベントでは脚回り部分がお披露目され、アニメを手がけた神山健治監督も「いよいよですね。うれしい」と笑顔を見せた。

 「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた作品。原作の士郎さんのマンガは1989年に発表され、25年以上にわたって展開されている人気シリーズ。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95年)、「イノセンス」(2004年)に加え、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」シリーズ、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズも製作された。

 「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」は、日本を代表する企業、大学の研究開発者、公共機関、製作委員会が一体となり、「攻殻機動隊」に描かれている数々の近未来テクノロジーの実現を追究するプロジェクト。この日は、「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT the AWARD」と題して「電脳」「義体」など作中の近未来テクノロジーを具現化した11作品を展示し、講演も行われた。

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