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米下院で証言 追加利上げに慎重な姿勢

 【ワシントン清水憲司】米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は10日、米下院金融サービス委員会で証言し、年明け以降の金融市場の混乱について「この動きが続けば、米経済や雇用の見通しを圧迫する恐れがある」と述べた。その上で「経済が下振れすれば、利上げペースも減速するのが適当だ」との考えを改めて示し、追加利上げに慎重な姿勢を表明した。

     FRBは昨年12月、ゼロ金利を解除して9年半ぶりに利上げした。その時点でFRBは2016年に4回の追加利上げを想定していた。今後も利上げを模索するとみられるが、ペースを遅らせる可能性が高まった。市場では「年内は利上げを見送るか、利上げしても1回」との見方が大勢だ。

     イエレン議長の証言を受けて、10日のニューヨーク株式市場は上昇した。ダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日比102.11ドル高の1万6116.49ドル。

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