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がん社会はどこへ

第4部 命 照らす緩和ケア/下 「最期は家で」支えるには

在宅で緩和ケアを受けることを選んだ末期がんの西浦明彦さん(右)。診療に訪れた山崎章郎医師の問診に、自ら体調の変化を説明していた=東京都小平市で、竹内紀臣撮影

 東側の障子を通して6畳の和室に柔らかい日の光が差す。東京都小平市のマンションの一室。介護用ベッドの上半身側を少し起こし、西浦明彦さん(54)が横たわる。「点滴とか、そういうものはもう必要ありません。死を迎える覚悟はしたいと思うんです」。書斎として使っていた和室はテレビなどを除いて片付け、本やゴルフバッグ、春夏物の服を処分した。

 西浦さんは昨年4月、進行度が最も高い「ステージ4」の肝内胆管がんと診断された。医師は「もって半年」…

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