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暖冬 ヤマアカガエルの卵がふ化 過去最速

卵塊から、ふ化して泳ぐ体長1.5センチほどのオタマジャクシ=熊野市紀和町丸山で

 三重県熊野市紀和町丸山の国内最大級の棚田「丸山千枚田」(7.2ヘクタール、1340枚)に設けた水生生物観察用ビオトープで12日、ヤマアカガエルとみられる卵がふ化しているのが見つかった。卵塊には卵が1000個以上あり、体長1.5センチほどの黒いオタマジャクシが元気よく泳いでいる。所有者の農業、北富士夫さん(81)によると、暖冬で昨年より約10日早く、過去最速のふ化だという。

     丸山千枚田は、山の斜面を流れる谷川から水を引いている。中央部にある2アールのビオトープでは夏にハスが咲き、秋には赤いヒガンバナがあぜを彩る。

     昨年12月26日、今季初の卵が見つかり、今や卵塊は長さ25センチから70センチまで11に増えた。

     このうちの一つで12日朝、ふ化を確認した北さんは「もうすぐオタマジャクシで(ビオトープが)いっぱいになる」と笑った。【汐崎信之】

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