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初七日…涙の追悼式 がれき中に今なお20人か

台湾南部を襲った地震の犠牲者の追悼式に参列する遺族や友人ら=台湾南部・台南市で2016年2月12日、鈴木玲子撮影

 【台南(台湾南部)鈴木玲子】台湾南部を襲った地震は13日で発生から1週間となる。最大の被害を出した台南市の16階建て雑居ビルの倒壊現場では、12日もがれきの撤去作業と行方不明者の捜索が続いた。現場での死者は98人、全体では100人に上っている。12日には犠牲者の初七日の追悼式が市内の葬儀場で営まれ、遺族らは悲しみを新たにした。

 重機によるがれきの撤去で地面に近い場所での捜索が進み、12日未明から約30人の遺体が発見されたが、その後は難航。今なお約20人ががれきの中に閉じ込められているとみられる。倒壊の衝撃で地下約4メートルまで埋没している部分もあり、捜索を困難にしている。

 追悼式では約50人の遺影が並んだ祭壇の前で、遺族や友人らが犠牲者の冥福を祈った。祭壇には犠牲となった子供に供えられたおもちゃや菓子も並んだ。

 妻(27)と4歳の息子を一度に失い、自らも負傷して救出された呉垠(ごぎん)さん(30)は妻子の遺影を前に泣き崩れ、家族らに抱きかかえられながら会場を後にした。いとこを失った男性(34)は「安らかに眠ってほしい。なぜこんなひどいことになったのか。市は徹底して原因を究明してほしい」と涙ながらに訴えた。

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