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インラック氏「軍事政権下の新憲法草案は非民主的」

海外メディアの取材に応じるタイのインラック前首相=バンコクで2016年2月12日午後4時15分、岩佐淳士撮影

 【バンコク岩佐淳士】タイのインラック前首相(48)が12日、バンコクで毎日新聞など海外メディアの取材に応じた。軍事政権下で作成された新憲法の草案について「民主的ではない」と批判。「タイの信頼回復と経済成長のために選挙による民主主義システムは不可欠だ」と語り、早期の民政移管を訴えた。

     新憲法の草案は政党政治の影響力を弱める内容で、選挙に強いタクシン派らが反発している。民政移管は来年後半の予定だが、今年7月に予定される国民投票で新憲法案が否決された場合にどうなるかは不透明だ。

     インラック氏はタクシン元首相の妹で、2014年のクーデター直前まで首相を務めた。軍政と敵対するタクシン派は厳しい言論統制を受けており、同氏がメディアの取材に応じるのはまれだ。

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