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末裔を探せ! 古文書の発見も…滋賀・甲賀市

古文書を前に、忍者の子孫とみられる伴資男さん(右)から聞き取り調査をする甲賀流忍者調査団のメンバー=滋賀県甲賀市水口町下山の伴さん方で

 滋賀県甲賀市が市民を対象に、忍者の末裔(まつえい)かどうかを尋ねるアンケート調査を始めた。12日は市観光企画推進室の職員らでつくる「甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ」が、子孫と思われる家を初めて訪問。手裏剣などの決定的な「証拠」はなかったが、祖先が忍者として活躍していたことを示す古文書を見つけた。【北出昭】

     甲賀流忍者は、甲賀の農村地域で暮らしていた地侍がルーツとされる。15世紀後半、室町幕府将軍の本陣を奇襲したことで、全国に知れ渡り、功績を認められて「甲賀武士五十三家」と呼ばれるようになったという。

     主な任務は隠密に情報収集や工作活動をすることだったとされるが、史料が少なく、本来の姿は今も謎に包まれている。一方、小説や映画、漫画などでは、ドロンと消えたり水の上を走ったりと、忍法を使う黒装束の「超人」として描かれてきた。

     このため甲賀市は、忍者の子孫や歴史を確認することで実態に迫ろうと、五十三家と同じ名字を持つ市内の725世帯に、▽忍者の子孫か▽手裏剣や巻物などが伝わっているか▽現在の職業−−などを尋ねるアンケートを送付。回答した約200世帯のうち、同意を得た人の訪問調査を始めた。

    伴さん宅で古文書確認

     初日は同市水口町下山、元市議、伴資男さん(73)方を訪問し、家に伝わる二つの古文書を調べた。この結果、伴さんの祖先の伴甚五兵衛尉資忠(ばんじんごへえのじょうすけただ)が島原の乱(1637〜38)の際、幕府側の隠密として城内に忍び込んだことなどを確認。伴さんは「忍者の末裔というのは聞いたことがなかった。古文書の内容も知らなかったので驚いている」と話していた。

     調査団によると、アンケートとは別に、五十三家以外の名字を名乗る忍者の末裔を既に発見し、貴重な史料も見つけたという。調査の成果などは21日午前10時から、同市甲南町竜法師の「忍の里プララ」で開かれる「甲賀流忍者復活祭」で発表する。

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