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民間人死傷者1万1002人 15年最悪

 【ニューデリー金子淳】国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は14日、アフガンで昨年1年間にテロや戦闘などによる民間人の死傷者が1万1002人(前年比4%増)に上り、統計を取り始めた2009年以来最悪だったと発表した。アフガンでは旧支配勢力タリバンが攻勢を強めており、政府軍との戦闘が激化。首都カブールでも自爆テロが相次ぐなど状況が悪化している。

     報告書によると、昨年は民間人の死者数が前年より156人減り3545人だった。しかし、負傷者数は624人増え7457人だった。また、死傷者のうち女性は1246人(同337人増)、子供は2829人(同353人増)に上った。

     原因別では、地上戦に巻き込まれたケースが全体の37%を占め最多で、市民の生活圏が戦場となっている実態が浮かんだ。

     また、死傷者の62%がタリバンなどの反政府勢力の攻撃によるもので、14%がアフガン治安部隊、2%が国際部隊による攻撃だったとしている。

     一方、タリバンは声明を発表し報告書を「占領軍(米軍)の依頼で作られたプロパガンダ(宣伝)だ」と批判している。

     タリバンは昨年9月末に北部の主要都市クンドゥズを一時制圧するなど攻勢を強めている。アフガン政府は今月中にもタリバンとの和平交渉再開を目指しているが、先行きは不透明だ。

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