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ゲームで学ぶ 循環器学会などネット公開

心止村湯けむり事件簿のPR画面

 心停止状態になった人に電気ショックを与えて救命するAED(自動体外式除細動器)の使い方をゲームを通して学べる仕組みを日本循環器学会と「減らせ突然死プロジェクト実行委員会」が共同で作り、インターネットで公開している。パソコンやスマートフォンで無料で利用できる。

     ゲームはサスペンスドラマ仕立てで、タイトルは「心止村(しんどむら)湯けむり事件簿」。温泉旅館を訪れた主人公の目の前で男性が倒れ、周囲の人と協力しながら救命するストーリー。10問のクイズに挑戦しながら、心臓マッサージのポイントやAEDの使い方が学べる。

     人が突然倒れ、意識や呼吸がなくなった場合、心臓は「心室細動」というけいれん状態にある可能性がある。AEDはこのけいれん状態を電気ショックで取り除き、正常な心拍を取り戻すための機器。

     厚生労働省研究班の調査では2014年末までの販売台数は累計約63万6000台になるが、総務省消防庁の統計では、13年に公共の場で心肺停止状態で目撃された約2万5000人のうち、AEDが使われたのは907人だった。

     AEDには電気ショックが必要かどうかを判断する診断機能があるため、迷わず使用することが求められるが、実際には倒れた人を見て混乱したり、使用をためらったりすることが多いとみられる。このため、同学会などがゲームで楽しみながらあらかじめ使用法を知ってもらおうと企画した。

     プロジェクト実行委の三田村秀雄委員長は「ゲームを通じて自分でもAEDや心臓マッサージができると感じてほしい」と話している。

     ゲームは同プロジェクトのホームページ(http://aed−project.jp/suspence−drama/)。サーバーへの過負荷で一旦公開を停止中で、近日再開予定。【古関俊樹】

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