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X線天文衛星載せた機体 発射地点に移動 

発射地点に移動するエックス線天文衛星(アストロH)を搭載したH2Aロケット30号機=鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで2016年2月17日午前5時32分、津村豊和撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は17日、エックス線天文衛星「アストロH」を搭載したH2Aロケット30号機を、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる。同日午前には、ロケットを発射地点に移動する作業を終えた。

 打ち上げ予定時刻は同日午後5時45分。アストロH(全長約14メートル、重さ2.7トン)は昨年まで観測を続けていた「すざく」の後継機で、国内のエックス線天文衛星としては最大級となる。

 すざくに比べて、10〜100倍も暗い天体を観測できるなど、望遠鏡や検出器の精度を上げた。ブラックホールなどが放つエックス線をとらえ、宇宙が進化した謎の解明を目指す。

 「アストロH」は仮称で、打ち上げ成功後に正式な名称が発表される。当初は12日に打ち上げられる予定だったが悪天候のため延期していた。【久野華代】

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