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対北朝鮮巡り、中国に失望感 次官戦略対話

 【ソウル大貫智子】中韓次官戦略対話が16日、韓国外務省で開かれた。核実験と事実上の長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対する国連安全保障理事会での制裁決議交渉について、中国の張業遂外務次官は協議終了後、記者団に対し、対話と協議を通じた解決の重要性を改めて強調。韓国で中国に対する失望感が広がっている。

     戦略対話で、中韓双方は北朝鮮に対する強い安保理決議を早期に採択する方針で一致した。ただ、中国側は従来通り、対話重視の姿勢を示した模様で、韓国メディアは、両国の温度差が改めて明らかになったと報じている。

     また張氏は、協議で在韓米軍への「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備についても議論し、慎重に対応するよう求めたことを明らかにした。

     王毅外相は12日、ロイター通信の取材に対し、THAADミサイル配備について批判。韓国では不快感と同時に配備が現実化すれば「韓国に対する制裁措置をとってくるのでは」との警戒感が広がっている。

     こうした中、朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日、国会で演説し、対北朝鮮政策で「韓米日3国間協力を強める」と強調。そのうえで「中国やロシアとの連帯も重視していく」と述べた。

     朴政権はこれまで、米国に次いで中国との連携を挙げることが多かった。「朴大統領は中国の対応に失望している。今後は韓米日安保協力を進めていくだろう」(韓国外務省関係者)との声が出ている。

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