メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

地震情報

[発表時刻] 2016年12月10日 13時47分 気象庁発表

2016年12月10日13時45分ごろ地震がありました。

[震源地] 青森県三八上北など [最大震度] 3 今後の情報に警戒してください。詳細

集団存続に必要 働きアリだけは滅びる

北海道大などの研究チームが発表

 コロニー(集団)の中に必ず2〜3割いる働かない働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなったときに代わりに仕事をし、集団の長期存続に不可欠だとの研究成果を、北海道大などの研究チームが16日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。

 これまでの研究で、働くアリだけのグループを作っても、必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されている。仕事をする上では非効率な存在で、働かないアリがいることが謎だった。

 自然界では、働きアリが全て同時に働かなくなると、必要な卵の世話が滞ってそのコロニーが滅びてしまう。チームは日本全国に生息するシワクシケアリを飼育し、1匹ずつ異なる色を付けて個体識別した上で1カ月以上にわたって8コロニーの行動を観察。最初よく働いていたアリが休むようになると、働かなかったアリが動き始めることを確認した。

 さらに、コンピューターシミュレーションで、1コロニー75匹の働きアリが全て同じようによく働き、疲れがたまるペースも一緒のケースと、働き度合いがばらばらのケースを比較。勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、働かないアリがいる方が長続きする傾向があった。

 チームの長谷川英祐・北海道大准教授(進化生物学)は「働かないアリを常駐させる非効率的なシステムがコロニーの存続に欠かせない。人間の組織でも短期的な効率や成果を求めると悪影響が出ることがあり、組織を長期的な視点で運営することの重要性を示唆する結果ではないか」と話す。【大場あい】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 人気声優の死 異常なしがEBV感染症…難病指定訴え
  2. 米駐日大使 バレンタイン氏浮上 元ロッテ監督
  3. 成宮寛貴さん引退 「友人に裏切られた」コメント全文
  4. USJ 敷地内でバスから出火、乗客ら27人無事…大阪
  5. リボ払い 知らぬ間に…カード契約、小さな規約文字

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]